櫻井暁美とギータンジャリダンサーズ

sakurai2006-0041

櫻井暁美指導の下、様々な公演活動に出演参加するインド舞踊団。
バラタナティヤムの伝統曲、新作曲、創作舞踊劇など多様な内容で活動している。
メンバーは主宰者、櫻井暁美と*アランゲトラム修了者を中心に、インド舞踊塾ギータンジャリ塾生、インドより招聘するゲスト等で構成。
またジャンルの異なるアーティストとの共演にも積極的に取り組んでいる。

*「アランゲトラム」 Arangetram
 
「アランゲトラム」はタミル語でデビューを意味し、「アランゲトラル」とも呼ばれます。日本語では初舞台と訳すといいでしょう。
タミルナドゥのヒンドゥー教寺院の巫女、デヴァダシのデビューのしきたりに由来する儀式で、踊りの基礎及び定められた曲目を習得した後、師匠から許可を意味する「グングル」(くるぶしに付ける鈴)を戴き、それを付けて初めて公衆の面前で踊るのです。
これによって公衆に踊り手としてのデビューを宣言します。
 
従って、自分の意思で行うソロ公演(たとえそれが初めての公演であったとしても)とは性格的にまったく異なり、日本の名取披露と同じく、師匠によって授けられる通過儀礼的儀式なのです。
 
インドでは他のお祝い行事同様、その朝は沐浴して身体を清め、断食してプジャ(宗教儀式、供物など)行い、僧侶に祈っていただき、夜、舞踊の披露をします。
 
「何時、誰にアランゲトラムを催してもらったか」
という質問を後に受けるほど重要な基準となる行事です。
日本の名取に似ていますが、芸名をつけていただくわけでも、師匠の属する流派に登録するわけでもありません。
しかし、アランゲトラム授与により、師弟の関係はいっそう強い絆で結ばれ、ますます精進に励む決意を新たにするときとなるのです。


活動状況報告

●自主企画公演

『インド舞踊へのいざない』シリーズ
『四つの門』1994 『黎明』1996 『天の川ものがたり』1998
などのオリジナル舞踊劇、各種インド舞踊による
『インド舞踊華絵巻』1996,1997,1999
櫻井暁美アランゲトラム30年記念公演
『バラタナティヤムの伝統と創作』1999

羽曳野病院内 養護学級の子供たちと

羽曳野病院内 養護学級の子供たちと

日大芸術学部の特別講義

日大芸術学部の特別講義

●レクチャー&デモンストレーション(全国)

●行政、福祉、教育、文化、国際交流でのボランティア

アジアフェス’94他、公民館、学校、諸機関、各地の日印協会、インド大使館、インド総領事館、芦屋市国際交流センター、河内長野市ラブリーホール、金沢日印協会、徳島日印協会、日印友好協会(松山)、徳島県羽浦町、松茂町国際交流協会、(財)大阪市国際交流センター、三田市公民館、日本大学、四国大学、龍谷大学、享栄高等学校、公私立小中学校、大阪大学病院、(財)大阪21世紀協会舞台芸術・芸能見本市、(社)アジア協会アジア友の会の諸行事、24時間地球を救う愛のチャリティなど
順不同

徳島新聞カルチャーセンター受講生と  2007年2月11日

徳島新聞カルチャーセンター受講生と 
2007年2月11日

●民間の催事への参加・出演

ロータリークラブ記念式典、全日空ムンバイ-関空直行便就航祝賀式、仙台法華クラブ、帝国ホテル大阪、近鉄、阪神百貨店、松下電器産業株式会社などのインド関連フェア、毎日文化センター50周年、地域の行事、お祭りなど

●博覧会

大阪花博、シルクロード博、淡路花博、ねんりんピック、愛・地球博など

愛・地球博

愛・地球博

淡路花博・インドディ

淡路花博・インドディ

●理解講座

『インド舞踊事始め』シリーズ。
他の種類のインド舞踊の紹介と共演など